地方在住実家暮らしの資産運用

2019年9月運用成績

おいっす

早いもので今年も残すところあと3カ月となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

ブログを始めた当初は、書評記事等を書いて張り切っておりましたが、最近はめっきり減ってしまいました。というのも理由は単純でして、読みたい本や自分にとって必要な本がイマイチ見つからないということです。簡潔に言うとモチベーションが下げぽよです。

代わりにと言ってはなんですが、最近は専らアニメのながら見で簿記3級の勉強に注力している日々を送っております。このまま継続できれば、11月の試験には十分間に合うと思われますので、腐らずにやっていきたい所存です。

相変わらず前置きが長くなりましたが、いつものやっていきます。

 

資産合計

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投資信託

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ソーシャルレンディング

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まとめ

はい。特に変わったことはありませんね。

今月の目立った支出と言えば、ゲーミングモニター(¥21,600)を購入したことですね。

144Hzの魔力に取り憑かれた者は、60Hzでは満たされない体になってしまう恐ろしい呪いにかかってしまうのです。今回はその魔力に抗うことが出来ず、堕ちてしまいました。

真面目に言うと、デュアルディスプレイにすれば作業効率が上がり、ながら見も縮小せずにフルスクリーンで見れる快適さが得られます。

半年程迷いに迷って購入に踏み切ったものですし、必要経費ということで仕方がないですよね☆

冷静に考えて、このような駄文は運用報告に必要なのかと疑問に感じ始めたので、今後は雑記記事で近況報告をしようかと思います。

 

ではノシ

2019年8月運用成績

おいっす

世間では色々大変なことになっている気がしますが、アニメを視聴するモチベーションがキャリアハイなので、全く気にせずながら見しながら簿記の勉強をする毎日です。

さて、近況報告はこのぐらいにしていつもの運用報告をしまーす。

 

資産合計

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投資信託

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ソーシャルレンディング

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まとめ

いやぁ、下げましたねぇ(他人事)

インデックス長期投資家目線で見ると、いつものように下落は一時的なものと捉えて、チマチマ積み立てていくことに不変はありません。

実生活においても、自動車保険の支払いやらがあって結構な支出があり、前月比-13万円でした。

余談ですが、最近プロテインも始めましたので毎月の固定費が少しばかり上乗せになります。某アニメの影響じゃないですよ、決して。

まあ、長生きするために健康に投資していると思えば安いものです。

 

ではノシ

『となりの億万長者』めざせ億万マスター

おいっす

今回は、私が人生の経典としている名著『となりの億万長者』(早川書房)を紹介します。

これを読めば、極々普通のサラリーマンでも億万長者を目指せると言っても過言ではありません。

などと、通販番組並みにかなり胡散臭い言い回しを書きましたが、目から鱗の情報がこれでもかと書かれていたのでそれらを紹介します。

 

となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則

となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則

 

 

 

牛を一頭も持っていないくせに、大きなカウボーイハットをかぶって、見かけだけは一丁前の牧場経営者、ってヤツがいるんだよね。

と、ある金持ちのテキサス男がこう証言しておりました。

どういうことかというと、世間的な金持ちのイメージであるブランド物の腕時計や高級スーツで身を包み、高級外車を乗り回すような見かけだけの金持ちがこのような比喩で表現されたそうです。

本書での金持ちの定義とは、高級な物を沢山持っている人のことではなく、株や債券、土地、建物などのインカムゲインキャピタルゲインを生むものを所有していることが該当します。

 

期待資産額

では、今現在の資産額が平均より上なのか、それとも下なのかを知るにはどうすればいいのでしょうか。

単純に同年代の平均資産額より多いか少ないかで判断するのも良いですが、ここでは「期待資産額」なる計算方法が役に立ちます。

(年収 + 不労所得)× 年齢 ÷ 10 = 期待資産額

この式と現在の資産額を比べて多い人は、同年代、同所得者より金持ちと言っても良いでしょう。

さらに、期待資産額の2倍以上を保有していれば「蓄財優等生」に該当し、逆に期待資産額の半分以下なら「蓄財劣等生」に該当します。

試しに私、ブレイズクロー石川を例にして算出してみます。(2019年7月末時点)

(年収 2,300,000円 + 不労所得  60,000円) × 24歳 ÷ 10 = 5,664,000円

という結果になりました。

現在の資産額が4,620,000円なので、「普通」よりやや下に分類されます。

こうしてみると、かなりシビアな感覚があります。

というのも、直近の20代独身の平均貯蓄額を調べてみると、「貯蓄なし」の割合が45.4%と最多だからです。蓄財劣等生以前の問題ですね。

それだけに、若年層がいかに貧困に苦しんでいるのかが顕著に現れています。

この調査結果から、私の資産額でも上位10%に入っていることが分かります。

国や時代が違うこともありますが、期待資産額の算出方法は少しシビアであると思います。

 

質素倹約に努めよ、さらば開かれん。

金持ちの特徴を3つの言葉で言い表すと、倹約倹約倹約だそうです。

3回言うぐらいですからね、それだけ重要な要素だということです。

こんにちにおいても、あらゆるメディアで節約術なるものが度々取り上げるのを見て分かる通り、いつの時代においても倹約に悩む紳士淑女が後を絶たないのですね。

「そんな事言ったって金なんか貯まんねーよ」と思っている方のために、「参照点リファレンス・ポイント)」を紹介しますので、頭の片隅にでも留めておいて頂けると幸いです。

いつぞや読んだ本から得た知識なのは定かですが、その書籍を失念致しました。

簡潔に説明しますと、参照点(リファレンス・ポイント)とは、人は無意識に収入が上がると支出を上げてしまうものです。

そのため、支出額を予め決めてしまい、参照点を固定することが大事だということです。

そこで役立つのが、給料天引きという形でiDeCoやつみたてNISAを利用するのがオススメです。

生活防衛資金を残すように積立額を設定すれば、後は放置で時間も手間もかかりません。

投資に抵抗があれば、定期預金を利用するのも手です。

僅かながら普通預金よりも金利が高いのが良い点です。

最近であれば、楽天銀行がマネーブリッジで0.1%、あおぞら銀行BANK支店が0.2%とネットバンキングが強いです。

 

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話を戻しますと、参照点を意識して余計な出費を抑えることが、貯蓄への第一歩だということです。

また、本書では所得税は最大の敵であると言い切っています。

所得税に限らず、住民税などの節税は資産形成において必要不可欠です。複雑でよく分からないからと敬遠しがちですが、やるのとやらないのとでは年間の課税額が大きく変わってきます。

最近であれば、某市町村で認知度の高まったふるさと納税をはじめ、個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)、先程紹介したNISA、つみたてNISAと多岐に渡ります。

以上をフル活用すれば、年間で見ると結構な金額が控除されるので中々侮れないです。

event.rakuten.co.jp

dc.rakuten-sec.co.jp

家計簿をつけることも節約には欠かせません。

私は家計簿というよりは小遣い帳という感じですが、毎月の出費額を可視化するだけでも自制が働きます。レコーディング・ダイエットと同じ原理ですね。

レコーディング・ダイエットとは、岡田斗司夫が著書『いつまでもデブと思うなよ』(新潮社、2007年。ISBN 978-4106102271)で紹介したダイエット法である。2006年4月頃より、岡田斗司夫が実践・開発したダイエット法の一つで、日々摂取する食物とそのエネルギー量を記録することで、自分が摂取しているエネルギー量、食事の内容、間食などを自覚し、食生活の改善につなげるというものである。

レコーディング・ダイエット - Wikipedia

家計簿をつける方法として、レシートを保存することがよく挙げられますが、利便性に富むスマホアプリがオススメです。

無料ながら使い勝手の良いアプリが多数揃っておりますので、好みのアプリを探してみて下さい。

 

人は、所有物で判断してしまう

あの人は軽自動車を乗っているから、きっと貧乏なんだろうなぁ。

というように、ある一定数の人は他人の所有物で貧富を判断する傾向があります。

持ち家or賃貸論争や普通車or軽自動車論争などが度々起きるのを見ると、人は世間体に縛られすぎていると感じています。

自分の価値観は自分で決めるものです。

価値観の押しつけは、間違いなくお互いの関係が悪くなる原因になりますので、どちらが良いか悪いかではなく「みんな違ってみんないい」という精神でそれぞれ理解しあうことが解決の糸口となります。

などど、説教じみたことを書きましが、要は世間体に縛られずに自分の価値観を貫き通すことが金持ちへの道なのです。

 

現金で払う?ちょっと待った!

ここからは本書とは関係ない、個人的に最近思うことを書いていきます。

近頃は、キャッシュレスが広まっており、その恩恵を受けている方が多くいることと思います。節約マニアとしては大変喜ばしいことです。

スマホ決済各社が、高還元率やキャンペーンなど、あの手この手で新規顧客獲得に勤しんでいるのに便乗させてもらっています。

ですが、今もなお現金しか利用しないという人が多数存在しており、かなり損をしているなと感じています。

お金に困ってない人なら現金払いでも構いませんが、お金に困っている人に高還元率のスマホ決済を勧めても大抵はやりません。

理由として最も多いことに「面倒臭いから」というのが挙げられます。(あくまで個人的な所感です、実際はセキュリティ面が上位です)

難しそうだから、面倒臭そうだからと避けていては時代に取り残されてしまい、所謂老害化の末路を辿ってしまいます。

そうはなりたくないので、新しい物を素直に受け入れる柔軟な頭を維持していきましょう。

もう一つの理由として、お金を使う感覚がないから使い込んでしまう、という理由があります。

ちょっと待って下さい。そんなこと言ってる人は、既に現金の時点で使い込んでいるのでは?

むしろ、現金だといくら使ったか分からなくなりますし、レシートなんてまず捨てていますよね。

スマホ決済や最近のクレジットカードでも、利用したらメールなりアプリ内なりで通知が届きますし、利用額がすぐ確認できます。

還元率が高くて管理もしやすい、増税後のキャッシュレス還元もありますし、これはもう使わない理由がありませんね。

 

まとめ

初版が1997年と大分古い書籍ですが、多くの内容が現代でも通用する不変の真理であることが分かります。

収入が上がっても支出を上げない、倹約家になることが億万長者に共通することです。要約。

本記事で紹介した内容以外には、親の経済的援助、オススメの職業などに触れています。

当たり前のことですが、倹約は無理なく、節度を持って実行して下さい。

 

ではノシ

 

『どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた』感想

 

おいっす

 

生きとし生けるもの、誰しも己の幸福を望みながら生活していることと思われます。

そんな「幸せ」になれる方法を見つけるために、あえて科学的に考えた本『どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた』(KADOKAWA

から、答えを見出していこうと思います。

どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた
 

 

「朝ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りた気持ちで眠れるか」

そう語るのは、予防医学研究者・石川善樹さん。

この言葉は、予防医学(病気になりにくい心身を維持する学問)の究極のゴールとされています。

幼少期の頃を思い出してみて下さい。

夏休み真っ只中なら、朝起きてラジオ体操へ行き、階段を登りながらゲームの進行状況を話し、帰って朝食を摂る。

宿題はそこそこに、友人宅でゲームを楽しむ。

昼食後は外で野球、かと思いきや虫取りを始める。

その後は特に行くあてもなく自転車を漕ぎ回して帰宅する・・・。

 

(^o^).........。

 

(´;ω;`)ウッ…

 

あの頃に戻りたいお・・・。

 

それはともかく、要するに子どもは人生を楽しむ模範解答だということです。

子どもの行動を見て真似すればいいのですが、大切なのは「無邪気さ」です。

何をやっても楽しむ無邪気さは、いつから無くなってしまったのでしょうか?

それは、他人から褒められなくなったからだとされています。

どんなに下らない事でも褒められたり、尊敬の眼差しを受けてきたものは進んでやります。

逆に、褒められなくなると人はやらなくなるということですね。

まとめると、予防医学の観点から見た幸せになる方法とは「朝ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りた気持ちで眠れるか」ということです。

 

感情を制するものは人生を制す

できることならポジティブのまま過ごしたいという人が大多数だと思われますが、ネガティブ感情にも意味はあります。

ネガティブ感情は目先の物事を考える際に役立ち、事態を深刻に捉えることで論理的に考え始めるようになります。

反対のポジティブ感情は、中長期的に物事を考えるようになります。

一時的な暴落が起きても「どうせ元に戻るっしょ」といったように、長期投資家とデイトレーダーでは捉え方が対照的だということです(ちょっと使い方が違う)。

また、自分の大切な物を失った時には怒りの感情が湧きます。

逆に言うと、何をされても怒らない人は自分にとって大切なものはないということです。

自称・仏の心を持つ私でも、唯一失って怒りが湧くのは「時間」です。

幸い、現職場では年に数回しかありませんが無意味な飲み会や会議など、自分の時間を盗られるのが嫌で嫌で仕方がありません。

一生のうちのほんの数分、数時間と思いがちですが、人の人生(いのち)を頂いているという自覚を少しでも持って欲しいと切に願っています。

話が脱線しましたが、要は全ての感情には役割があり、自分に合った感情を使い分けることで物事が上手くいくということです。

また、怒りの感情が生まれるもうひとつの原因としては、他人に対して過剰に期待しているからというのもあります。

「ある」ことが当たり前になってしまうと、それより高い要求を期待してしまいキャパオーバーになってしまうという流れが常態化されています。

結婚したはいいものの、その後破局してしまうのはこのような状態が起きてしまうからなのだと思います。

ですので、始めからいないもの、ないものと考えるとそこにいること自体にありがたみが生まれるという考え方もあります。

逆に考えると、人に怒られるということは一定の信頼を得られている証拠でもあります。

ですので、相手の言いなり(手駒)にならない程度に期待に応えようとやる気になることが出来る、という考え方もあります。

個人的には、期待しない方が楽ですし無いと思っていた物事が実はあると分かった方が喜びは大きいと考えています。

 

多様性を持つ事の意味

今の世の中は、本当に良い時代になったとしみじみ感じることのひとつに「多様性」があります。

多様性があることのメリットとして「争いがなくなる」ということが挙げられます。

全員が全員、同じ資源(お金など)を求めてしまうから競争が起きてしまうのです。

そうではなく、個々人が価値を感じている資源を求めることで、それぞれが幸せに感じることが出来るということです。

現代であれば、SNSの普及がその象徴と言えます。

Twitterであればいいねやフォロワーの数、YouTubeであれば再生回数、チャンネル登録者数というように、人によって様々な資源に価値を感じているのです。

「みんなちがって、みんないい」「もともと特別なオンリーワン」といった詩や歌詞があるように、多様性があることで争いが起こらないメリットがあるのです。

 

好きなことだけやる≒幸せ

今の時代、好きを突き詰めれば仕事や金になりますが、本書は好きなことだけやっていると行き詰まると異を唱えています。

好きなことだけではなく、苦手なことも色々とやって知見を広めることが、幸せになるために必要不可欠な要素だとされています。

第一に、複数の専門分野を持つことで陳腐化を防ぐということ。

長く生きるためには複数の専門分野を持てとはよく聞きますが、それはひとつの分野を突き詰めてもいずれは陳腐化してしまい、それだけで食っていくことが難しくなってしまうからです。

かといって、いきなり5つの分野に取り組むのは難儀なことと思いますので、まずは今取り組んでいる分野、仕事や趣味などを突き詰めていくと良いそうです。

先ほどと言っていることが矛盾していますが、いずれは別のところに繋がっていき、結果として「気づいたらそうなっていた」という状態が理想であるとされています。

また、楽しくないことの中に楽しいことを見出す技術を身につけることで、新しい欲望を見つけられることが出来ます。

長い人生を生きる上で必要なことに、複数のコミュニティを持つことがよく挙げられます。

それは、コミュニティの数が多いほど長生きできる、という結果からそのように言われ続けているのでしょうね。

 

まとめ

本書は、異なる分野で活躍している二人の対話形式で書かれています。

「こんな生き方もあるよね」ということを示唆する内容であり、自分の考え方を変える指標が得られる良書でした。

今現在、幸せを感じる機会が少ないと感じる方は、コミュニティを増やす、感情を使い分ける、苦手なこともやって知見を広めるといったことを実践してみて下さい。

記事内で紹介した内容以外にも、恋愛、結婚、メディア、オタクといった様々な分野について語っています。

それらも面白い内容なので、興味がある方は是非本書を読んでみることをオススメします。

 

ではノシ

2019年7月運用成績

おいっす

あえて詳細は触れませんが、世間では大変な思いをされている方が多くいらっしゃると思います。

その方々に出来ることといえば、その人たちの分まで自分の人生を悔いのないように謳歌することだと私は思います。止まない雨はありません。

さて、しんみりした所でいつもの月例運用報告を始めます。キリツ レー オナシャース

 

資産合計

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投資信託

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ソーシャルレンディング

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まとめ

はい。はいじゃないが

おかしい・・・明らかに前月よりも資産が増えすぎている・・・

ボーナスは貰ったとはいえ、寸志程度なのでこの増え方は間違いなく計算間違えだと思います。まあ、Twitterやブログの投資家界隈から見たら雀の涙ほどの資産なので、多少のズレは誤差の範囲ですね。

前前前回の記事でも書きましたが、米国ETFを始めましたが、後々調べてみると外国税控除の処理がなかなか面倒そうでしたので、すぐさま売却してインデックス投信一本に絞りました。

 

ソシャレンはCREALやFundsなどのデポジットを引き出しました。

そのうちLCレンディングも満期になったら引き出すので、クラウドバンクとSBISLの二極化になる感じです。

 

今後の予定としては、10月になったらNISAからつみたてNISAへ変更し、ついでにその時期には個人向け国債が売却できるようになるはずなので売却します。

一応、今年の密かな目標である金融資産500万円は割と容易に到達できそうなので、引き続き質素倹約に勤め、収入と現存するキャッシュを投資に回していきます。

 

ではノシ

『投資家が「お金」よりも大切にしていること』それは・・・

「仲間だ!!」ドン!!!!!

 

という冗談は置いといて、今回は『投資家が「お金」よりも大切にしていること』 (星海社新書)を読んで思ったことを書いていきます。

手に取った理由などは特になく、一投資家として単に興味を持ったのと、比較的少ないページ数でサクッと読むことができると考えたからです。

Amazon等の評判は高く、ありふれた投資本だと思ってさほど期待はしていなかったのですが、結果的に言えば中々の良書だったので、紹介も兼ねて書いていきます。

 

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

  

 

「真面目」の本当の意味

日本人は真面目で勤勉だというイメージがあり、大多数の日本人が自分のことをそうだと思っていることでしょう。

ですが、我々日本人は、本来の真面目の意味を履き違えているそうです。

ここで、真面目の意味を調べてみると、

 

1 うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。本気であること。また、そのさま。「真面目な顔」「真面目に話をする」 

2 真心のあること。誠実であること。また、そのさま。「真面目な人柄」「真面目に暮らす」

真面目(まじめ)の意味 - goo国語辞書 https://dictionary.goo.ne.jp/jn/208002/meaning/m0u/

 

ということだそうです。

ルールや規則を守ったり、常識的なことは真面目とは違うそうです。

なぜここで真面目の本当の意味を挙げたかといいますと、日本の企業には不真面目な会社が多いとされているからです。

会社における真面目とは、「会社はどうあるべきか」「お客さんとどう向き合うべきか」「従業員とどういう関係を築くべきか」を考えることであって、就業規則を守ることでも、コンプライアンスを遵守することでも、利益を追求することでもありません。もちろん、上記のことは会社にとって必要なことですが、決して真面目の本当の意味である本気、真剣、誠実なこととは言い切れません。

外国の企業では、「自社はなぜ存在するのか」「我が社はこのようなことをしなければならない」という本質的なことを日頃から熟考されているそうで、形式的なことに囚われている日本企業とは対照的です。

全ての日本企業に当てはまるということではなく、中には真面目な企業も沢山存在しています。しかし、真面目の意味を履き違えている企業が大多数だということを伝えたかったのだと思います。

 

変化こそ安定

上記で述べた通り、日本には真面目を履き違えた会社が多数存在しています。

就活生が安定した企業を求めていますが、安定していることと真面目な会社はイコールではありません。

常に世の中は変化しています。その変化に順応していける努力と成長を持ち合わせた会社こそが、本当の真面目な会社なのです。

最近では、大企業が人員削減をしたというニュースを度々目にしますが、企業側としても変化に順応出来ず、成長の見込みがない社員は不真面目だとして切り捨てています。

 

www.j-cast.com

www.jiji.com

 

成長している会社に注目することも大切ですが、まずは自分自身が常に努力と成長を怠らないように習慣づけることが第一なのだと思います。

 

会社がブラック企業を生むのではなく、消費者がブラック企業を生んでいる。

なぜブラック企業が生まれるのか?という議論は度々起こりますが、一つの回答としては「消費者が企業に求めるハードルが高すぎる」ということだとされています。

今現在、慢性的なデフレにより低所得層が増加しております。

そんな状況なこともあり、消費者はより価格の安い製品やサービスを求めるようになりました。

そのため、やむなく賃金の引き下げや長時間労働を強いる必要が出てきます。

できるだけ安く、且つ高品質なサービスを求めるあまり、そのしわ寄せが従業員の過重労働という結果を招いているのでしょう。

また、できるだけ安い価格で過剰なサービスを求める消費者のことを、本書ではブラック企業ならぬ「ブラック消費者」という言葉で言い表しています。

そのような人は、従業員に対してちょっとでも不満が起きるとすぐに怒鳴り散らしたり、やたら威張った態度で接してきます。

そんな人にまで対応や要望に応じていると、やがて先程のようなブラック企業と化してしまうのです。

 

余談ですが、女性が彼氏にしたくない行動のひとつとしてよく挙げられることに「店員に対して態度が大きい」というのがあります。

なぜなら、店員に対して威圧的な態度を取る人は、同僚や恋人や友人に対しても威圧的な態度を取るからです。

女性は、自分が恋人や奥さんになったときに威圧的な態度をされるのだと本能的に気づいているのでしょう。

要するに、ブラック企業を生まないために自分たちがするべきことは、「ありがとう」と感謝の言葉を伝える習慣をつけることです。

感謝された店員は、純粋に嬉しいと感じ、そこからさらにお客さんに満足してもらうにはどうすればいいか?ということを考えるようになる好循環が生まれます。

どちらが上か下かで考えるのではなく、お互いを平等と考えて接することから始めてみましょう。

 

日本人が信じれるのは自分と自分のお金のみ

日本は長年、タンス預金の多い国と言われ続けてきました。
昨年時点での下記の記事を見てわかる通り、日本はキャッシュの割合が半分以上あり、株式と投資信託の割合が少ないです。
補足しますと、海外の保険・年金には投資性の高いものが多いそうです。
消費や投資をするためにお金を貯めるのではなく、お金そのものが好きで貯めているのだとされています。
各国の寄付金額の比較を見ても分かる通り、日本人はかなりケチな民族なのです。
投資も寄付もしないで、ただただ貯金をする。そんなお金はただの「死に金」であり、自分さえよければいいという思考では、決して経済が循環することはありません。
まさに、信じられるのは自分と自分のお金のみであり、他のものは信用していないというのが今の日本経済なのです。
 

生きているだけでも社会貢献

労働、もしくは何かを作ることだけが社会貢献ではないのです。

本書の例にもある通り、赤ちゃんがいることによって成り立つ会社や商品があります。

赤ちゃんは一切労働するわけでも、生産するわけでもありませんが、赤ちゃんがいることによって仕事が成り立つ会社や人がこの世には沢山いるのです。

赤ちゃんに限らず、学生、社会人、高齢者、ニートですらも消費をすることによって社会貢献していることになるのです。

コンビニや自販機で買う飲料水1つとっても、その飲料水が売れるまでに何十、何百もの企業に還元されて経済が循環されるのです。

 

まとめ

本書の結論としては、あらゆる投資活動を通して世の中をより良くし、明るい未来をつくることが私たちの人生の目的であり、投資とはお金のやりとりではなくエネルギーの投入だということを理解することです。

「お金」や「経済」の本といえば固っ苦しくて難しいイメージが強いですが、本書は非常に読みやすく、少ないページ数ながら本質を突いた濃い内容でした。

日本人disが少し行き過ぎていると感じましたが、それだけ日本経済をより良くしたいという信念があるからこそ、欠点を洗いざらい書き起こしているのだと思います。

タイトルから投資家向けの本だと思われがちですが、これは全ての人に読んでほしい内容でした。

経済とはなにか?お金とは何か?という疑問に真摯に答えていく、正に真の社会科学の教科書でもあり、道徳の教科書とも言えるおすすめの良書でした。

 

ではノシ

米国ETFを始めたけどやっぱりやめた件

おいっす

 

今回はタイトルの通り、投資信託に飽き足らず米国ETFを始めたものの、やっぱり辞める決心がついた理由について書いていきます。

 

国税額控除による確定申告の複雑さ

現在、私は一般NISAで米国ETFを買い付けているので、買付手数料無料、為替手数料無料、国内課税非課税で投資できており、費用としてはETFの経費率と外国課税(10%)のみです。

今はNISA口座で投資できていますが、それは5年間という短期間しか利用できません。

ロールオーバーすればいいやと始めは思いましたが、つみたてNISAもやりたいのでどちらか一方を取ると考えると、やはりつみたてNISAに軍配が上がると考えました。

そんなわけで、米国ETFを買ってから後々調べてみると、二重課税なるものの控除を受けるためには確定申告が必要だとか。

自営業者の方なら馴染みのある確定申告ですが、ことサラリーマンに関してはかなり面倒で複雑なものと思いました。

何事も経験が大事だとはよく言いますが、そんなものは知りません。やらなくても時間と手間がかかることは調べて見るだけでもひしひしと感じてくるのです。

最近、巷では米国株最低手数料が撤廃されて話題になりましたが、それを差し引いても投資信託で積み立てる方が圧倒的に楽で時間と手間がかからりません。まさにサラリーマンの味方です。

 

為替手数料・購入手数料

これらは主たる理由ではありませんが、地味にコストがかかります。投資信託も信託報酬がかかりますが、こちらも日々信託報酬が値下がりしていっています。ニッセイ外国株式とかeMAXISSlimシリーズとかとか。

米国株の最低手数料が撤廃されたとはいえ、購入時の0.45%はかかります。

購入手数料も引き下げられる雰囲気はなくはないですが、投資信託の信託報酬と米国ETFのトータルの手数料を比べるとさほど変わらないと考えました。

 

moneyzine.jp

 

配当金の再投資

配当金で生活することは理想の環境ですが、現実はそんなに甘くはなく、配当金は微々たるものです。

当然、微々たる配当金は再投資しますが、配当金受け取り→再投資の手順は地味に手間がかかります。

それらを全部やってくれるのが投資信託であり、我々サラリーマンの(以下略

 

今後の予定

今年はNISA口座を使用したので、10月になったら一般NISAからつみたてNISAへ変更します。

そいでもって20年間毎年上限額40万円を、現在保有しているSlimS&P500、Slim先進国株式、Slim全世界株式(除く日本)、楽天VTI、楽天VT、ニッセイ外国株式へ積み立てていきます。

幸い、米国ETFは始めて2ヵ月程度なので投資額が少ない内に売却して、投資信託は特定口座へ移して引き続き積み立てていく予定です。

 

インデックス投信と共に生きることをここに誓います。

(なお、世界情勢によってはこの限りではない)

ソーシャルレンディングも引き続き行っていきます)

 

ではノシ