『人生ドラクエ化マニュアル』感想
おいっす
突然ですが、皆様は「人生」楽しんでいますか?
かくいう私はそこそこ楽しんでいますが、どこか物足りなさを感じて過ごしています。
もし人生がつまらないと感じたり、苦痛に感じている人には、『人生ドラクエ化マニュアル』がそういった不安やストレスを解消する手助けになるはずです。
(なお、人生がつまらない、辛いと感じている方はうつの初期症状の可能性が高いので、早めの受診を推奨します。)
人生ドラクエ化マニュアル - 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ! -
- 作者: JUNZO
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2015/04/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本について
『人生ドラクエ化マニュアル』は、元エニックス社員のJUNZOさんが自ら編み出した「人生ドラクエ化理論」を提唱し、それを実行に移すためのプロセスを書籍にしたものです。
自信の体験を含め、多くの成功者を例に挙げていかにして人生というゲームを楽しんでいるかを独自の視点で解説もしております。
「人生ドラクエ化理論」
要約すると、ゲームを人生に置き換えて、人生を楽しいものにしよう。ということです。
どういうことかというと、ドラクエではフィールドのコマンドが「はなす」「じゅもん」「つよさ」「どうぐ」「かいだん」「しらべる」「とびら」「とる」の8つ。戦闘では「たたかう」「じゅもん」「にげる」「どうぐ」の4つが選択できます。それに対して、人生は無限にコマンドがあるので、かなり自由度の高いゲームだと考えることができます。
さらに、超絶奇麗なグラフィックとサウンド、VR顔負けの立体感を味わえるゲームだと捉えることができます。
マチュピチュ - https://4travel.jp/magazine/nature/zekkei/s72.html
広大なフィールド!
ビクトリアの滝 - https://4travel.jp/magazine/nature/zekkei/s111.html
超絶グラフィック!
人生をドラクエ化する方法
人生をドラクエのような血湧き肉躍るゲームにするには具体的にどうすれば良いのか?
それは、ドラクエには魔王を倒して平和を取り戻すという目的があるように、人生においても「目的」を設定することから始まります。
『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』(エニックス)パッケージ裏 - ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~ https://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/3442.html
そのためにはまず、敷かれたレールの上を走ることから脱却し、自分が心の底からやりたいことを見つけましょう。
目的に制限はなく、いくらでも設定をやり直すことができるので本能の赴くままに見つけましょう。
目的を設定したら、それを阻む「敵」が生まれるのが世の常です。
ドラクエにおいては、進行を阻害する「敵」であるモンスターが次々と現れます。しかし、それは決して落ち込む要素ではなく、むしろ面白い要素と捉えられています。
その考えを現実に落とし込んでみると「この敵はどう攻略しようか?」「どんな攻撃をしてくるのかな?」というふうに想像を働かせることができます。
このように、敵との遭遇をむしろ歓迎して戦いを楽しむポジティブな要素と考えることが目的達成に必要なことです。
また、ゲームの世界では「ザコキャラ」「小ボス」「中ボス」「ラスボス」と言った具合に、成長度合いによって戦える敵が変わってきます。
挑戦する業界、例えばYouTubeを始めようとした人がいきなり「ヒカキンを超える!」という目的を持つことは、いわばLv1の勇者がいきなりゾーマに戦いを挑むようなものです。
多くの成功者には必ず下積み時代があったように、まずはスライムを倒して経験値を稼ぐことから始めましょう。
YouTubeの場合のスライムはまず「楽しむ」ことだと思います。ブログにおいても同じことですね。
目的、敵ときたら次は「ルール」があります。ルールには、ゲームに緊張感を持たせる大切な要素があります。
人生の大きなルールは「死んだら即終了」「コンティニュー不可」といったルールがあります。
そう思うとより一層緊張感が生まれますよね。
このルールを最大限活用するにはどうすればよいか?という疑問が湧きますが、それは今、この瞬間を楽しむことが大切だとされています。
これについては、YouTubeの心理カウンセラー・ラッキーさんの動画が参考になります。
- 作者: ノーマコーネットマレック,佐川睦
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2007/06/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 14人 クリック: 76回
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ゲームをプレイしている時も、目的を意識せず、がむしゃらに目の前の事に集中していますよね。それを現実に落とし込めば、きっと凄まじい力が発揮されるのでは?
人生をゲーム化してみる
以上の3大要素(目的・敵・ルール)が分かった所で、私の場合のゲーム目的を設定してみます。
目的
- アーリーリタイアをして、好きな時に好きな事をしていたい。
敵
- 社会情勢(年金制度崩壊、社会保障費の増大)。
- 世間の目。
- 自分自身。
ルール
- リタイアする時期はいつでも変更可能。
- インデックス投資を続ける。
- 質素倹約に勤める。
- 諦めないこと。
突発ですが、このようにゲーム化出来ました。
こうしてみると敵の強さが尋常じゃないですね・・・。
そのような時は「にげる」のコマンドを使うこともできます。逃げるは恥だが役に立つ。
皆様も一度、人生をゲーム化してみてはいかがでしょうか?
まとめ
所謂ゲーミフィケーション的要素を利用して人生を楽しむ方法を書いた本だと私は思いました。
「ゲーム脳」は悪い意味で使われる言葉ですが、ゲーム脳が時として成功体験に役立つというのを知ることができたのは収穫でした。
今すぐできることとしては、ゲームに熱中している時のように「今、この瞬間」を楽しむことを意識していきたいです。
ではノシ