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『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が面白い DLC編

 
おいっす
 
去年の今頃に『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下『BotW』)をプレイし、その魅力に取り憑かれてどっぷりハマっていました。
しかし、当時は『BotW』のDLCの存在を知っていたのですが、手を出しませんでした。
購入しなかった理由等は特に無く、クリア後にいつかやろうとは思ってはいたのですが、先日Vtuberの『白銀ノエル』という方が配信でプレイしているのを知り、「神ゲーやっとる」と思ってぼんやりと眺めていました。
皆も大胸筋を崇めよう
 
やはり真に面白いゲームは見ているだけでも楽しいといいますか、やってみたいと思わせるのが上手いですよね。
視聴している内に、ふとDLCもやろうと思っていたのを思い出したので、せっかくなのでもう一周してみました。
結論から言いますと、大大大当たりで超絶究極に面白かったです。
元々100点のゲームが120点になるかのような感覚で、十分元が取れる内容でした。
なので本記事では『BotW』のDLCである「試練の覇者」と「英傑たちの詩」の良かった点や感想等を書いていきます。

 

第1弾 試練の覇者

 

マスターモード

所謂ハードモード的位置付けで、ボコブリンやリザルフォス等の敵の強さが1段上がり、自動回復するようになります。
更に、橋や塔の付近には宙に浮く敵が現れて行く手を阻むようになります。

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体力の少ない序盤では、即死級の攻撃が飛び交う緊張感があるので、クリア済みでありながらまた違った感覚でプレイできました。
また、マスターモードでは敵の強さが最終段階にある金の敵が出現するようになります。

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体力、火力共に桁外れのスペックの強敵ですが、ドロップするアイテムもまたダイヤモンドや極稀に星のかけらが手に入るので戦いに挑む価値は十分にあります。
自動回復というのが中々厄介で、これがボスにも適用されるのです。
攻撃の手を休めない為のひと工夫が必要になり、モタモタしてると長期戦になることがよくありました。

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ロード画面が変わったり、左下にトライフォースのマークがつく

足跡モード

マップに過去200時間までの軌跡が記録される。
ちょっとしたおまけ機能的な要素ですが、これが結構便利なもので、まだ探索してない場所の把握に使えるのが個人的に良いと思いました。
再生機能もあり、思い出に耽るのもまた粋なものです。
余談ですが、200時間分記録されるということは、制作スタッフは200時間のプレイを想定していた・・・?

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ワープマーカー

1度設置すればどこからでもワープできる代物です。
これの使い道としては、近くに祠が無い周辺を探索している時に一時的な中継地点として使えること。
あるいは、戦闘中の緊急避難としても使えたりと、用途は様々です。
『BotW』自体は歩いているだけでも楽しいゲームの筆頭ですが、ちょっと移動がダルいなと感じた時には重宝するのでかなりストレスフリーになります。

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剣の試練

DLCのメインコンテンツで、アイテム無しのまっさらな状態からスタートして敵を倒しながら階層を進んでいく試練。
フィローネ地方にある「野生の試練」に近い感じで、周辺にある武具やアイテムを収集しながら全ての敵を倒していくことが条件となります。
マスターソード入手後のイベントで、序位、中位、極位と分けられて、それぞれに複数の階層があります。

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各段位をクリアするごとにマスターソードの攻撃力が10ずつ上がり、最終的には最大火力の60まで上げることが出来ます。

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本試練においても、マスターモードは適用されますので、敵の強さが1段階上がります。
なので、2週目といえども剣の試練に関しては、完全初見かつマスターモードでプレイした私はヒイヒイ言いながらやっとの思いでクリアしました。
『BotW』のあらゆる知識と経験をフル活用しなければクリアするのは難しく、非常にやりごたえのある試練でした。
個人的な話ですが、マスターソードが光っている時のガァンガァンというSEとエフェクトが地味に好きなので、常に聴けるのは大変有難いです。
 

コログのお面

近くにコログがいることを知らせてくれる装備。

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これと足跡モード、ワープマーカー、後述するマスターバイクと古代の馬具を活用すれば、全900個収集も夢ではないのかもしれません。
なお、当方1周目でクリア率100%を達成したので、流石に2週目はコログ収集は見送りました。
 

第2弾 英傑たちの詩

 

古代の馬具

フィールドのどこかにある「古代の手綱」と「古代のくら」が入手できます。

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「古代の手綱」は拍車の回数を2回増やすことができ、「古代のくら」はどこからでも口笛で呼び出すことができる馬具です。
見た目は古代兵装そのもので、呼び寄せるとワープしてきます。流石古代文明
移動にはもってこいの代物なので、なるべく早く手に入れて探索の役に立てたいですね。
 

英傑たちの詩

4体の神獣を解放することで発生するイベント。
始まりの台地で「一撃の剣」を駆使して敵を倒しながら試練の祠に挑戦します。
「一撃の剣」とは、その名の通り一撃で敵を倒せる剣ですが、代償として自らも1度でもダメージを受けたら即死という正に諸刃の剣な武器です。

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「一撃の剣」のみを使用して4ヶ所にある敵の群れを全滅させると、それぞれに用意された新しい試練の祠が現れます。
擬似オワタ式ではありますが、剣の試練とは違ってセーブが出来ますし、武器以外の装備は普通に使えるのでさほど難しくはなかったです。
それよりも、新しい祠が遊べると知った時の喜びが大きく、通常の祠よりも難易度が高く凝った内容でとても楽しめました。
4ヶ所の祠をクリアした後、各地方に4つの石碑が現れます。
それぞれに3つのチャレンジが発生して、1つクリアするごとに祠が出現します。
3×4で合計12個ですね。
ここで挑戦する祠も、通常より難易度の高い応用編といった感じでした。
改めて思いますと、『BotW』における試練の祠って「こんなのよく考えつくな」と思わせる仕掛けが数多くあって関心させられます。
なんて言いますか、これまでのゲームの固定観念を覆すような「流石にこれはできないだろ」と思ったことが正解だったり、「それが出来れば、もしかしてこんなこともできるかも?」という疑問がどんどん生まれてくるので、心の底から純粋な気持ちで遊べるのが凄く魅力的です。
それが本作の大きな魅力であり、何度でもやりたくなるような作りになっているんですよね。

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個人的に1番気に入ってる祠
 
クリアすると得られる神獣の証を3つ集めると、与えられた装備とアイテムで神獣内部の「カースガノン」との戦闘になります。
一度戦ったボスであるため、正攻法で挑めばそれほど苦戦しないはずです。
倒すと英傑の加護が強化され、リキャスト時間が短縮されます。
これがかなり短縮されていて、正式な値は分かりませんが通常の半分程で再使用出来るようになります。
ゲームの仕様上、一番使用頻度の高い「リーバルトルネード」はちょっと歩いたらすぐ復活するので、探索にはかなり重宝します。
他にも、「ウルボザの怒り」が惜しみなく使えることで、魔物の巣にガンガン攻め入ることが容易になるのも良いですね。
また、英傑達が英傑と言われる前の過去を知ることになりますが、意外な一面が見られることもあるので必見です。
4つ全てをクリアし、回生の祠に戻ると地下に移動し試練の迷宮に挑みます。
神獣内部のダンジョンに近い感じで、4つの神獣を組み合わせたような構成となっています。
今までの経験を活かせばそれほど詰むことはないでしょうが、相当悩まされて長時間居座ってようやく攻略しました。
制御端末を全て起動し、先にいる導師に話しかけると「導師 ミィズ・キョシア」との戦闘が始まります。

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分身したり、巨大化したりとやりたい放題ですが、ゴリ押しでなんとかなります。
「導師 ミィズ・キョシア」を倒すと、「マスターバイク」が入手できます。
マリオカート8 デラックス』でこれと共に参戦しているので結構馴染みがあるのではないでしょうか。
『BotW』の世界観でバイク?とミスマッチに思うかもしれませんが、これがかなりしっくりくるんですよ。
「マスターバイク」で移動していると、さながらバイク旅のような感覚で楽しめるので、新しい遊びが生まれるのです。
どこでも呼び出すことができることから、上記の古代の馬具と用途が被ってしまいますが、速度的にはあまり変わらず操作感の違いだけなので好みで選んで差し支えないです。
ちなみに、「マスターバイク」には燃料が必要なのですが、なんと全ての素材が燃料として使えます。
りんごだろうが魔物素材だろうがダイヤモンドだろうがなんでも燃料として使えるので、超雑食系です。

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夜になるとライトが点灯するのがポイント高い
 

宝探し

「試練の覇者」と「英傑たちの詩」に共通している要素として、各地に存在する特別な装備が入手できるようになります。
その多くは「ゼルダの伝説」シリーズの過去作品に登場したキャラを模した装備であり、シリーズファンにとっては嬉しい内容のものとなっています。

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近衛兵一式好き
 
中でも有用なものが「ムジュラの仮面」で、効果が一部の敵に攻撃されないというもの。

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ライネルすらスルーできる
 
なるべく戦闘を避けたい時や先制攻撃にも使えるので、かなり便利な装備です。
しかしながら、効果のある敵は結構限られているので過信は禁物です。
唯一の不満点として、DLC装備は強化が出来ないので、大半はファン装備と捉えた方がいいでしょう。
 
以上、『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』のDLCについて長々と書いてきましたが、いかがでしょうか。
まだまだ語りたい要素が沢山ありますが、これ以上駄文を晒すわけにもいかないので未プレイの方は是非購入してみて下さい。
余談ですが先日、『ゼルダ無双 厄災の黙示録』の発表がありました。
DLCをプレイして英傑達の過去を知ることができれば、よりストーリーを楽しめるのではないのでしょうか。
完全にネタバレですが、英傑たちの詩をクリアすると英傑たちとゼルダ、リンクで記念撮影する回想があります。
そこで、声のみですが100年前のプルアも登場しているので、『ゼルダ無双 厄災の黙示録』ではもしかしたら100年前の姿で登場するかもしれないので楽しみです。
 
ではノシ