地方在住実家暮らしの資産運用

『NEEDY GIRL OVERDOSE』が頭の中から離れない(ネタバレあり)

ジェルばんは!
 

 
先日、『NEEDY GIRL OVERDOSE』というゲームをクリアしました。

結論を言うと凄く面白かったので、是非とも多くの人にプレイして欲しい作品だと思いました。
メンヘラな女の子の彼氏になって大人気配信者を目指そう!という趣旨のシュミレーションゲームなのですが、平成・令和をインターネットと共に生きてきた私にはかなり刺さる内容でした。
時代背景は令和ですが、所々平成のネットミームや小ネタが散りばめられており、人生の大半をインターネットと共に生きてきた人間なので、知ってるネタに出会えた時はテンションが上がりました。勿論元ネタを知らなくてもゲームとしての面白さはお墨付きです。
ドットで描かれるキャラクターや世界観、昔ながらのピコピコ電子音が好きな人には堪らない作品です。
 

このWindows95を彷彿とさせる画面がすこ

 

このゲームはマルチエンディングなのですが、どれもこれも刺激が強く印象深いものばかりでした。
中でも1番好きなのは「七色ゲロエンド」こと「INTERNET OVER DOSE(用法容量を守って正しくインターネット)」です。
これは満場一致で人気なエンディングだと思います。それだけインパクトが強く、脳裏に焼きついたエンディングでした。
正にインターネットの闇を余すことなく表現しており、同時に統合失調症について興味を持つことができました。
本編では明確に統合失調症と表現していませんが、あるはずのないものが現れ、現実にあり得ないことを事実だと信じ込む、いわゆる「陽性症状」に当てはまる症状が起きていました。
某動画で、統合失調症の友人とのLINEのやりとりを紹介する動画を偶然見たのですが、本編でのやりとりと非常に似ており、本編でのやりとりのように支離滅裂で会話が成り立っていない感じが凄く再現度が高かったです。
 

 

インターネットは人をここまで変えてしまうのか⋯、と考えさせられるエンディングでした。
他に好きなエンディングは、「DARK ANGEL(わたしたち二人で墓を掘る)」です。Switch版のリリースに合わせて追加アップデートされたエンディングらしいです。
超てんちゃんの割とレアな表情が大変素晴らしいです。実質新衣装(?)も通常衣装とのギャップがあり、とても可愛いですね。
 

 
また、なんと言っても衝撃的なエンディングといえば、隠しエンディングである「Happy End World」も語らざるを得ません。
エンディングに入る条件が、インターネット回線を抜いてエンディングに入るという、何とも奇天烈な条件でした。
これを初めて知った際はかなり衝撃を受けました。別ゲーの攻略法で滝の中で3分間待機するとか、ゲームフォルダにあるキャラクターファイルを削除するなどの変わった方法はありましたが、今回のは直接現実に関与してくるタイプの攻略法だったので、度肝を抜かされました。
インターネットはとても便利な代物だが、人々を本当に幸福にしたのか、と現実と照らし合わせて幾分考えさせられるエンディングでした。これだけでも大分考察が捗りそうです。
思ったのですが、これ配信者が絶対にたどり着けないエンディングなのでは⋯(2PCで配信すれば可能かもしれません)
 
音楽も勿論素晴らしく、主題歌は平成臭が身体にしみ渡ってとても良いのですが、ベストワンを選ぶとしたらやはり「INTERNET ANGEL」ですね。
公式配信でも紹介していましたが、音MADっぽい感じがしてとても中毒性があります。このゲームを象徴するBGMと言えますね。
 
そんなわけで、『NEEDY GIRL OVERDOSE』について語ってみました。久しぶりに「このゲームおもろっ!」と感じた作品だったので、あまりゲームが得意でない方でもサクッと遊べるので、是非ともプレイしていただきたいです。
 
‪✝︎昇天‪‪✝︎