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最近読んだ漫画の感想

おいっす

インデックス長期投資をしていると記事にすることもないので、最近読んだ漫画の感想でも記事にします。

始めに注意事項ですが、本記事はネタバレ全開となっておりますので、本編を読み終えた上で閲覧することを推奨します。

 

 

砂の栄冠

概要

『砂の栄冠』(すなのえいかん)は、三田紀房による日本の漫画作品。『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて2010年30号から2015年37・38合併号まで連載された。

三田紀房による『甲子園へ行こう!』以来の長編野球漫画。 高校野球と金(かね)がテーマになっており、一般的な野球漫画と比べてブラックな要素が散見される。 また、高校野球を単なる学生スポーツとしてでなく「興行」であることを強調しており、野球部員たちが「さわやかな高校球児」を演じることにより試合を有利に進めようとする様が描かれている。 本作品の舞台は、選抜高校野球大会に過去2度出場した進学校である群馬県高崎高校がモデルとなっている。 

砂の栄冠 - Wikipedia

あらすじ

学校創立100周年を迎えた年、樫野高校野球部は夏の県大会決勝まで勝ち進むも逆転負けを許し、あと一歩で甲子園出場を逃した。特別支援が打ち切られ樫野野球部は並のチームに戻ってしまったが、野球部のファンである老人のトクさんは新チームのキャプテンとなった七嶋裕之に現金1000万円を託し、七嶋は再び甲子園出場を目指すこととなる。

砂の栄冠 - Wikipedia

 

高校球児が1000万円を手に入れたら?がコンセプトの内容です。お金の力でチームを強化することが本題かと思われましたが、どちらかというと「マンガで分かる甲子園の勝ち方」的側面の方が強調されていた感じがしました。

それ故に三田紀房先生独自の視点から見た高校野球というのが随所に散りばめられていて、高校野球に対する熱意が伝わりました。

本作には個性的なキャラクターが多数存在しますが、中でも異彩を放つのは曽我部監督(通称ガーソ)が、とんでもない無能監督だということ。

自分の采配を選手に責任転嫁したり、相手チームの監督の真似をして選手を替えたり、インタビューで選手の活躍をすべて自分の手柄にしたりと、この世の悪をすべて凝縮したかのような無能っぷりが見てて面白かったです。

そんなガーソに振り回される本作の主人公、七嶋裕之は超高校級のスーパースターでした。

身体能力、論理的思考力共に常人の域を超えております。甲子園ぶっつけ本番で利き手と逆の手で投げたり、あらゆる練習方法を取り入れてその全てに成果を出したり、ガーソを始めチーム内の人員を上手く動かしたりと松下幸之助もビックリの経営力を発揮していました。

終盤はお金やら関係なく普通のスポ根になって、ガーソも空気化して少し大味になりましたが、上手く締まっていて概ね満足しました。

 

 

五等分の花嫁

五等分の花嫁(1) (週刊少年マガジンコミックス)

五等分の花嫁(1) (週刊少年マガジンコミックス)

 

概要

『五等分の花嫁』(ごとうぶんのはなよめ)は、春場ねぎによる日本の少年漫画。『週刊少年マガジン』(講談社)2017年8号に読み切りとして掲載。後に読者アンケートの結果を受け、『週刊少年マガジン』にて2017年36・37合併号より連載開始。

1人の男子高校生が五つ子の女子高生の家庭教師を務めるというラブコメディで、五つ子のうちの1人との結婚を控えた主人公が高校時代を回想する形で描かれる。2019年5月に第43回講談社漫画賞の少年部門を受賞。単行本の累計発行部数は2019年5月時点で450万部を突破している。

五等分の花嫁 - Wikipedia

あらすじ

結婚式当日、式場の部屋で微睡んでいた新郎の上杉風太郎は妻と初めて出会ったときを思い出す。

当時、高校2年生の風太郎は、成績優秀だが生家が借金を抱えており、貧乏生活を送っていた。ある日、風太郎は中野五月という転校生と知り合い、勉強を教えるよう乞われる。しかし風太郎はこれを断り、さらに放った一言が彼女の怒りを買ってしまう。その直後、風太郎は妹から「富豪の娘の家庭教師」というアルバイトの話を聞かされ、借金返済のためにその仕事を引き受ける。

風太郎の仕事は、五月を含む五つ子姉妹に勉強を教え、全員を高校卒業まで導くというものだった。

五等分の花嫁 - Wikipedia

 

今話題沸騰中のラブコメ漫画。

感想、本当に面白い。そして可愛い。こりゃ人気も出るわな。

まず絵柄がどストライクで、終始このような↓顔で読んでいました。

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それだけに留まらず、内容も惹き込まれる展開満載で、5つ子という設定をフル活用した要素に唸らされます。

途中から力づくでも奪い取る高度な頭脳戦恋愛バトル漫画(比喩)になるのもまた面白いです。

ここまでベタ褒めしてしまいましたが、最後に一言。KAWAIIは正義。

 

オナニーマスター黒沢

www.sukima.me

概要

オナニーマスター黒沢』(オナニーマスターくろさわ)とは伊瀬カツラ氏によって新都社発刊「週刊ヤングVIP」にて原作小説が連載され、YOKO氏(第四十工房)によってWebコミック化された文芸作品である。

オナニーマスター黒沢とは(オナニーマスタークロサワとは)[単語記事] - ニコニコ大百科

あらすじ

学校の女子トイレでの自慰行為が日課の主人公、黒沢翔は、あるきっかけでクラスメイトでいじめを受けている北原綾に見つかってしまう。

女子トイレで自慰行為をしていたことを誰にも公言しないことを条件に、いじめをされている人物への復讐を引き受ける。

 

Webで無料で読めるやつ。

タイトルからして下ネタ漫画だろうなと高を括っていましたが、シリアス多めで本格的な思春期の人間関係を描いており、緊張感を持って読み進めていました。

主人公、黒沢は決心して茨の道を進むことを選んだこともあり、最後は報われて本当に良かったと思います。よくぞ耐え抜いてくれた!

ほんの少しでも勇気が貰える、そんな名作漫画で面白かったです。

 

ポケットモンスタースペシャル

概要

ポケットモンスターSPECIAL』(ポケットモンスタースペシャル)は、ゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズを題材とする漫画作品。通称はポケSP、ポケスペなど。シナリオ担当者は日下秀憲。作画担当者は真斗(1 - 9巻)、山本サトシ(10巻 - )。

ポケットモンスターSPECIAL - Wikipedia

あらすじ(第1章/赤・緑・青編)

カントー地方の小さな町・マサラタウンにいる少年レッドは町内では有名な腕利きのポケモントレーナー

ある日、レッドは森で何かを捜索している様子の黒ずくめの男たちと遭遇する。そこで「西の森に幻のポケモンがいる」という情報を入手した彼は単身で西の森へ向かう。レッドがそこで見たのは、自分と同い年の少年・グリーンが光り輝く謎のポケモン(ミュウ)と戦闘している様子だった。レッドはグリーンに加勢し、ニョロゾを戦闘に参加させるが、その謎のポケモンの一撃を受けて倒されてしまう。

落胆した彼は「強いポケモントレーナーになる方法」を聞くためにオーキド博士の元へ向かう。そこで彼はオーキド博士に「フシギダネ」というポケモンポケモンの生態を記録する装置「ポケモン図鑑」を譲り受け、“究極のポケモントレーナー”を目指し長い旅に出る。

謎の少女・ブルーやジムリーダーたちとの出会いを通じトレーナーとして成長を続けるレッドはやがてカントー地方全土で暗躍するロケット団の陰謀に立ち向かっていく。

ポケットモンスターSPECIAL - Wikipedia

 

ポケモン漫画の中でも、根強いファンが多く存在する作品。2週目ですが、一応書きます。

原作ポケモンに準拠しつつ物語が進みますが、オリジナル展開が良く出来ていて面白いです。ジムリーダーがロケット団幹部だったり、四天王が悪役だったりと様々ですが、中でも主人公が複数存在するということが人気たる所以だと思います。

各章ごとの主人公にフォーカスされつつ、時には歴代の主人公(図鑑所有者)が協力してくれたりといった胸が熱くなるような展開が根強いファンを産む要素なのでしょう。

他にも、ポケモンの技を本来とは違う使い方で相手を欺く心理戦や、ボールの開閉スイッチを破壊したり、トレーナーを直接攻撃したりとゲームにはない何でもありの戦いが魅力の一つです。

一般的には1章の赤・緑・青・編が最も人気が高いと思われますが、個人的に一番好きな章はルビー・サファイア編ですね。

ルビーのバトル嫌いでコンテスト好きだけど、実はバトルがすごく強いという設定が非常にそそられました。

連載していた月刊誌が休刊に次ぐ休刊を重ねたり、作画担当が病気で交代したりと紆余曲折がありましたが、現在でも複数誌で連載されているそうです。

 

ケロロ軍曹

概要

ケロロ軍曹』(ケロロぐんそう、英語表記:Sergeant Frog)は、吉崎観音による日本の漫画作品、およびこれを原作とする一連の作品群の総称。またこれらに登場する主人公の名前。略称は「ケロロ」。

『月刊少年エース』(角川書店、以下『少年エース』)にて現在連載中。1998年に読み切り「ケロロぐんそー」を発表。同誌1999年4月号より連載が開始。単行本は2019年5月現在、30巻まで発刊されている。累計発行部数は1400万部。

ケロロ軍曹 - Wikipedia

あらすじ

ガマ星雲第58番惑星「ケロン星」から地球(地球外の全宇宙人の呼称は「ペコポン」)の侵略のため、先遣隊が派遣された。その隊長・ケロロ軍曹、突撃兵・タママ二等兵、機動歩兵・ギロロ伍長、作戦通信参謀・クルル曹長、暗殺兵・ゼロロ兵長(後にドロロと改名)の5名の兵士からなる、宇宙侵攻軍特殊先行工作部隊・ケロロ小隊が地球に降り立った。

しかし地球に降り立つ際に、隊員5名は散り散りになり、小隊長のケロロは一軒の民家に潜伏するが、そこに住むペコポン(地球)人の日向夏美と弟の日向冬樹にあっさりと発見・捕獲される。本隊はこの状況を危険と判断し、彼ら先発隊5名を残して緊急撤退。地球に取り残されたケロロは、日向家の居候になり、家の掃除をさせられたり、趣味のガンプラを作ったりして毎日を送っている。

やがてバラバラにはぐれてしまった隊員たちが段々とケロロの元へ集結し遂に5人全員が揃う。その途中、アンゴル族のヒト型宇宙人の少女・アンゴル=モアまでが日向家に居候を始め、日向家はますます大混乱。変わりに変わった日向家でのさらにへっぽこな日々が続くことになる。

ケロロ軍曹 - Wikipedia

 

こちらも2週目ですが、始めて読んだのは約10年前なので、当時と比べて大分見方が変わりました。

結論から言うと、今読んでもすごく面白かったです。

けものフレンズで一躍有名になった吉崎観音先生ですが、話の作り方が非常に上手く、おおっと思わせる幅広い世代のネタを挟んだりと「この人頭いいわ・・・」と思わざるを得ない描写が多々ありました。

なんと言っても、魅力を感じさせるキャラクターがこれでもかと描かれていることも面白さを感じさせる魅力の一つです。

基本一話完結のコメディ漫画ですが、時には感動、時にはシリアスと、何でもこなす万能感も散見されます。

当時は夏美の乳首しか記憶にありませんでしたが、改めて読むとパロディネタが分かったりしてまた違った方向で楽しめる作品でした。

 

まとめ

漫画に関してはにわかながら、面白いと思った5作品の感想を書きました。

また、新たに読んだ漫画の感想や個人的に好きな漫画も紹介して布教させていきたいです。

 

ではノシ