地方在住実家暮らしの資産運用

最近読んだ漫画の感想Ⅱ

おいっす

最近、資産運用ブログを謳っていることに疑問を感じ始めている石川です。
それはともかく、今回もインデックス長期投資をしていると記事にすることがないという大義名分の元、最近読んだ漫画の感想を記事にします。

ネタバレ有未読の方ご注意あーだこーだ。

 

 

宝石の国

ストーリーや世界観で異彩を放つ、ファンタジーバトル漫画。

主人公達が宝石の擬人化だったり、月から来る使徒のような敵との抗争、次々と判明する謎とエヴァに似た構成になっている印象でした。
そういう展開が好きな人にはたまらない作品でしょうが、いかんせん初見では戦闘が何が起きているのか分かりにくいのが惜しい所です。
自身の体が欠損しても接合次第で治るという宝石たちですが、主人公のフォスフォフィライトが他の物との接合を重ねる度に新しい力を手に入れて次第に変わっていく様子が、何とも言えない気持ちになりますね。
あと、単行本の表紙が息を吞むほどの美しさなので電子書籍派の方は一度書店にて拝見してみてください。次にお前は「美しい…」と言う。

 

神のみぞ知るセカイ

2週目ですが、好きな漫画の1つなので完走した感想をば。
この漫画は3部構成となっており、ヒロイン攻略編、女神編、過去編と物語が進行します。
ちなみに、個人的評価はヒロイン攻略編が〇、女神編が△、過去編が◎です。勿論、全編通して好きな作品なので、あくまで参考程度にということで。
ヒロイン攻略編は、無類のギャルゲーマー主人公・桂木桂馬がひょんなことから悪魔のエルシィと契約してリアルのヒロインを攻略することに。
ちょっと変わったラブコメ漫画という印象で、ギャルゲーの知識を駆使してバッタバッタと攻略していきます。
1人に掛ける話数が2、3話とテンポも良く、絵柄が非常に好みなのも好印象でした。
女神編は、敵対勢力が現れてそれに対抗するために過去に攻略したヒロインに潜む女神を探し当てるという話。
意図的かは定かではありませんが、シリアス寄りに路線変更したのは、連載中人気が落ちたからなのでしょうか?
これはこれで面白いですが、恐らくヒロイン攻略のマンネリ回避なのかと思われます。
過去編は、もうすごいの一言。
初めて漫画で鳥肌が立ちました。それぐらい衝撃的な展開でした。
結末に関しては賛否別れますが、個人的には綺麗に終わったと思っています。駆け足だったこともあり、エルシィの正体がやや説明不足感が否めなかったです。それ以外は大変満足です。

 

ダンジョン飯

ダンジョンに潜ってモンスターを調理する、という一風変わったファンタジーグルメ漫画
綿密に練られたモンスターや種族の設定が非常に凝っており、それだけでも生態日誌的な作品が出来るくらいには情報量が多いです。
主人公のライオスのみならず、作者もまたモンスターが大好きなんだなというのがひしひしと伝わってきました。
ファンタジー好きなら間違いなく楽しめる作品です。

 

デビルマン

誰もが一度は聞いたことのあるタイトルだと思いますが、原作漫画はとんでもない怪作でした。
古臭い昭和の絵柄だったので、読み始める前はデビルマンになった主人公がドラえもんキテレツ大百科のようなホンワカパッパの展開を繰り広げるのだろうと思っていましたが、良い意味で期待を裏切られました。
人間に乗り移った悪魔(デーモン)が人間を抹殺し、地球を奪還しようと戦争を仕掛けます。
デーモンの勢力に対抗するために主人公の不動明が人間の心を持った悪魔人間(デビルマン)となって立ち向かうという話です。
次第に人間社会が終焉を迎え、悲愴で残酷なとことん救われない鬱展開でしたが、それがまた魅力的に感じました。
人間は醜く、愚かで弱いものだということが作品を通して語りかけているのが伝わり、そういった倫理的側面においても考えさせる作品でした。
漫画は非常にグロテスクですが、アニメは万人受けするヒーローものみたいですね。恐らくそちらの方を当初想像していたのかもしれません。

 

賭博黙示録カイジ賭博破戒録カイジ

賭博黙示録 カイジ 1

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賭博破戒録 カイジ 1

賭博破戒録 カイジ 1

 

鉄骨渡ったり、焼き土下座したり、チンチロしたり、パチンコしたりする湯快爽快なギャンブル漫画。
アニメ→漫画の順番でしたが、個人的にはどちらからでも楽しめると感じました。
福本作品独特の絵柄とギャンブル要素に抵抗がなければかなり面白いです。
主人公のカイジは自堕落で怠惰な奴ですが、地の底、窮地に陥る度に、逆境と冴え渡る思考で相手を打ち負かす展開が清々しいです。
特に、1玉4,000円のパチンコ、通称「沼」での戦いが個人的に好きです。ライバルの一条とお互いの策を講じて逆転に次ぐ逆転を繰り広げる熱い展開が面白いです。
福本作品独特の表現や擬音がまたクセがあり、他作品でパロディに使用されることが多いくらいには人気があります。


まとめ

感想というよりかは、あらすじ兼ネタバレ紹介記事になってしまいました。
漫画に関してはまだまだにわかではありますが、毎日チマチマ読み進めて多くの作品に触れていき、あわよくば布教していきたいです。


ではノシ