i5-9400F+GTX1050Tiで徹底的にコスパを重視した自作PCを組んだ
おいっす
今回は2年振りにPC組んだって話です。ベンチマークも載せておきますので、似たような構成で組もうと考えている人の参考になれば幸いです。
紹介する前に、自作PCを組もうと思った経緯を話します。時間に余裕のある方はどうぞお付き合いください。
改めて自作PCを組もうと思った経緯
ここ最近の私生活は、徹底してコスパ重視の生活を送っていました。消費と浪費を極力抑え、投資に全振りといった感じに、なかなか他人から見たらつまらない人生を過ごしていると思われているでしょう。(実際に言われています。)
ですが、以前記事にした「人生死ぬまでの暇つぶし理論」に基づき、やりたいことを我慢せず、好きなことを好きなだけやろうという気持ちが強くなったことで、一度手放した自作PCをもう一度組んでゲームがしたいと思った次第です。
しかし、PCゲーム用に組むとなるとそれなりの費用がかかるもの。その中でも比較的コスパの高いパーツを選んで組んだつもりです。
なお、PCゲームの長所としてよく挙げられる要素に、CSを凌駕する高画質なグラフィックが挙げられます。ですが、その点に関しては私はさほど気にしません。結局のところ、フレームレートを出すためにグラフィック設定を落とすのが関の山です。
要するに、自分の用途(やりたいゲームなど)に合わせて組むのが一番ってことです。ここでも、自分の生活レベルに合わせて背伸びをしないことが大切だと私は考えています。
それでも、積年のどケチ精神が染み込んだ脳と体は簡単には払拭できず、なかなか購入には踏み切れませんでした。そこでメルカリの出番です。
メルカリの台頭のおかげもあり、使わなくなった物は売ればいいという習慣が身についたことが、今回自作PCを組もうと考えた理由の一つです。多少高い買い物をしても、気に入らなかったり、思ったより使う機会がないと感じた時には購入時と同じ値段で売却すれば、販売手数料と差し引きで数百円~数千円の出費で済みます。
実際に、EIZOのFlex Scan EV2450-BKRをメルカリで購入し、数ヵ月使用した後に購入時と同じ値段で売却できました。
EIZO FlexScan 23.8インチ カラー液晶モニター ( 1920×1080 / IPSパネル / 5ms / ノングレア/ ブラック ) EV2450-BKR
- 出版社/メーカー: EIZO
- 発売日: 2015/06/12
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
その時の差し引きは
23,000円で購入し、23,000で売却
↓
23,000円 - 2,300円(販売手数料10%)- 600円(配送料)= 20,100円
差し引きで23,000円 - 20,100円 = -2,900円の損失でした。
もし購買欲が沸いた際には「本当にこれは必要なのか?」と自分に問いかけることを数日から数週間行ってから購入を検討します。じっくり考えた上で自分には必要ないな、と購入しない選択を選んだ場合にはもし売却するときの販売手数料をそもそも支払う必要がなくなりますしね。
長々と持論を話してきましたが、ここからは実際に組んだPCの紹介です。
古屋特有の砂壁
スペック
【CPU】Core i5 9400F ¥17,500
【CPUクーラー】 LC-POWER LC-CC-95A ¥2,199
【メモリ】Corsair DDR4-2666MHz 8GB×2枚 CMK16GX4M2A2666C16 ¥9,800
【マザーボード】MSI MPG Z390 GAMING PLUS ¥12,000
【ビデオカード】玄人志向 GF-GTX1050Ti-4GB/OC/DF2 ¥11,000
【サウンド】無し
【SSD】Crucial MX500 CT500MX500SSD1/JP ¥0 (¥7,238)
【HDD】無し
【光学ドライブ】無し
【ケース】SAMA 黒透 kurosuke ¥0 (¥3,943)
【電源】玄人志向 80 PLUS Bronze 600W ¥4,996
【OS】Windows 10 Home 日本語版 ¥0 (¥17,200)
【合計】¥57,495 (¥85,876)
主なデバイス
【モニター】BenQ GL2460HM ¥0 (¥8,000(中古相場))
【マウス】Logicool G502RGB ¥5,000 (¥8,000)
【キーボード】MH3に付いてたやつ ¥0
【マウスパッド】よくわからない横長のやつ ¥0 (¥600)
【ヘッドセット】よくわからない中華製のやつ ¥0 (¥2,000)
【合計】¥5,000 (¥18,600)
以上です。新品中古ごちゃまぜな感じです。
既存のパーツやデバイスもあるので、今回の実費は計62,495円でした。
参考になるか分かりませんが、括弧内に購入する場合の相場を書いておきました。
PCパーツ+デバイス紹介
Core i5 9400F
i5の比較的新しいモデル。末尾にFが付いているのは内蔵GPUがないのだとか。私はグラボを使うので問題ありませんが、グラボを使わない人は要注意。
定価は20,000円ちょっとですが、メルカリで使用数週間の美品がこの値段で購入できました。
LC-POWER LC-CC-95A
白を基調とした静音性に優れたCPUクーラー。リテールクーラーでもよくない?と思いましたが、売却することを想定したらリテールクーラーは使わずに他者製のを使った方がリターンが大きいと考えた次第です。CPUクーラー自体、2.000円ちょっとの値段で買えて使いまわすこともできるので購入することに決めました。
今回は黒色のケースに白色のCPUクーラーと完全に見た目度外視ですが、白ベースに組む人にはうってつけのクーラーです。ちなみに新品。
Corsair DDR4-2666MHz 8GB×2枚
特に多くは語る必要のないメモリ。しいて言えば8GBじゃ少し足りないから16GBでって感じです。こちらも新品。
MSI MPG Z390 GAMING PLUS
Z370以前のマザボでもよかったのですが、BIOS更新というのが必要らしくその手間を考えたら正式に対応しているチップセットを買ってもいいかなと。定価の3,000円安でメルカリで購入しましたが、マザボを中古で購入したのは正直ギャンブルでした。結果的に言えば起動することができ、安心しました。ですが、自作初心者は絶対に新品での購入を推奨します。地方在住実家暮らしおにいさんとの約束ダゾ☆
玄人志向 GF-GTX1050Ti-4GB/OC/DF2
※写真撮り忘れました
補助電源不要の廉価モデル。グラボに関しては本当に人によりけりで一番意見が分かれるパーツだと思います。自分がやりたいゲーム、グラフィックやフレームレートをどれくらい求めるかを考え、それに適合したグラボを選ぶのもまた自作PCの面白い点でもあります。今回はコスパ重視というコンセプトでこちらを選びましたが、仮にグレードアップするならGTX1660Tiかなーと思ったり思わなかったり。ちなみにメルカリの中古品です。
玄人志向 80 PLUS Bronze 600W
電源。あ、これは新品ですよ。電源は特に拘りはないです。まあ消費電力を見て選別するぐらいですかね。
残りのパーツは有りものを使いました。なお、サウンドカードは必要ないと思い省きました。HDDは必要になったら増設して、光学ドライブは外付けので事足りるといった感じです。
ケースはみんな大好き黒透。ATXケースなら多分これが一番安いと思います。
続いてデバイスも紹介します.
Logicool G502RGB
ロジクールのゲーミングマウスの中でも比較的上位モデル。最近ワイヤレスモデルが発表されましたね。以前はG300sを使っていました。決め手はサイドボタンの数で、私はPCゲームは主にR6Sをプレイしています。R6Sは使用するキーの数が多いので、マウスのサイドボタンに割り当てられたら快適にプレイできると見込んで購入しました。私は他人の手垢などはさほど気にしない貧乏性なので、マウスもメルカリの中古品を選びました。いざとなったらアルコール除菌すればいいですし、よほど変な使い方をしない限りは故障しているリスクもさほどないでしょう。
他社製のゲーミングマウスを使用したことがないので、比較やレビューといった評価は出来ません。しかし、面白いと思ったことがありまして、このマウスにはホイールの抵抗をON/OFFできるボタンがあることです。
どういうことかというと、大多数のマウスホイールはスクロールする時にカッカッと引っかかりがありますよね。その抵抗を無くすことで、マウスホイールが文字通り車輪の如くシャーーーっと勢い良く回転します。
始めそれが分からずにFPSで武器の切り替えをした際にマウスホイールが
三└(┐卍^o^)卍ドゥルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル
(^o^)うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
といった具合になりました。
他のデバイスは既に手元にあるものを使っています。
モニターは至って普通のBenQの60Hzモニター。
キーボードはMH3発売日に同梱版に付属していたもの。未だに現役です。ゲーミングキーボードの必要性がさほど感じないので、暫くはこれを使っていきます。
マウスパッドは無地で横長のものを使っています。マウスパッドは良いものは本当に良いと耳に聞きますが、優先度は低めですかね。
ヘッドセットは中華メーカーのUSBタイプのもの。安物ですが案外と性能は良く、足音もまあまあ聞こえます。ツマミで音量調節出来るのが良し。
実際に組んでみた
当方自作は2度目になりますので、完全初見の時に比べ作業時間が1/4程で組めました。
気づいた点としては、OSをインストールしたHDDorSSD以外のパーツ全取っ換えでも何の問題もなく起動したこと。
それまでは外付けハードディスクとして普通にファイルを弄っていたので、本当に意外でした。
ドスパラのサイトによると、どうやらwindows10ではMicrosoftアカウントに紐付けするとハードウェアを交換しても使えるのだとか。記憶にございませんが、前自作PCを手放す前に紐付けを既に行っていたみたいです。ありがとう過去の私。
http://dospara-daihyakka.com/report/windows10-license.html
他には、GTX1050Tiには補助電源不要だということ。とりあえずで600W電源を購入しましたが、それほど必要なかったのかもしれません。ま、もしグラボのアップグレードを検討することを考えたらワット数は大きいに越したことはないのですが。
ベンチマーク
一応ベンチマークも載せておきます。
FF14
FF15
3DMARK Time Spy
3DMARK Fire Strike
R6S
低設定
超高設定
以上になります。
ついでにR6Sも計測しましたが、低設定なら平均144Hz強出たのが意外でした。これは144Hzモニターを検討せざるを得ないですね。
まとめ
ライトゲーマーなので、極力安価な構成を目指してi5-9400F+GTX1050Tiで組んでみました。
PCゲームを始めてみたいけど、高額で手が出しづらいといった方には参考になったと思います。
また、ムーアの法則に基づいて2、3年前の型落ちBTOPCを格安で仕入れるという手法もまたアリですね。
この前見た例で、当時は20万近くしただろうi7-7700k+GTX1070TiのBTOが12万程で取引されてるのを見ました。本当にいい時代になりましたね。
今度面白いゲームを見つけたら紹介記事を書こうと考えております。
ではノシ